こんにちは、皆さん!トラック運転手にとって、安全運転は最も重要なスキルの一つです。今回は、トラック運転手が知っておくべき安全運転のポイントを紹介します。これらのポイントを守ることで、事故を防ぎ、安全な運転を心がけましょう。
目次
トラック運転手が知っておくべき安全運転のポイント
1. 速度制限を守る
速度制限を守ることは、安全運転の基本です。
- 法定速度を守る: 各道路の法定速度を守りましょう。特に、都市部や学校の近くでは速度制限が厳しくなっています。
- 天候に応じて速度を調整: 雨や雪などの悪天候時には、速度を落とし、安全に運転できる速度を保ちます。
2. 車間距離を十分に取る
車間距離を十分に取ることで、突然のブレーキや予期せぬ事態に対応できます。
- 十分な距離を保つ: 前方の車との距離を十分に保ち、急ブレーキを避けるための余裕を持ちましょう。
- 制動距離を考慮する: 特に重いトラックは制動距離が長くなるため、車間距離を多めに取ることが重要です。
- 高速道路での渋滞中:高速での渋滞中は早めにハザードランプをつけ、後ろの車が来るまでは車間を空ける事が重要です。前方の車と後方から来る車に挟まれる事を防ぎます。これにより、自分を守るだけでなく、前方の車の安全も確保できます。
3. ブラインドスポットに注意
トラックにはブラインドスポット(死角)が多く存在します。
- ミラーの調整: サイドミラーやバックミラーを適切に調整し、できるだけ死角を減らすようにします。
- 目視確認: 車線変更や右左折時には、必ず目視で確認し、死角に他の車や歩行者がいないか確認します。
- 窓を開けて音で確認:バイク、車の接近を音でも確認できます。
4. 定期的な休憩を取る
長時間の運転は疲労を引き起こし、注意力が散漫になります。
- 4時間ごとに休憩: 4時間ごとに30分休憩を取り、リフレッシュしましょう。ストレッチをしたり、軽食を取ることも効果的です。
- 仮眠を取る: 眠気を感じたら無理をせず、適切な場所で仮眠を取ることが重要です。
5. 事前のルート確認
事前にルートを確認しておくことで、運転中の不安や迷いを減らせます。
- ナビゲーションシステムの活用: パナソニックのゴリラがオススメです、携帯ナビは電波障害が起こると、全く使い物になりません、(頻繁に起こる事ではありませんが)ですのでサブでGoogleマップを使えば、ほとんど不自由なく目的地に到着できます。
- 私のナビゲーションの使い方、
- ①高速のパーキングエリアまでの所要時間と距離 パーキングエリア情報が表示出来る。
- ②目的地までの距離
- ③何回休憩して目的地まで到着できるかの確認
- 地図の確認: 大型トラックは主要国道、県道から入り込むと、進んで行くうちに狭くなる事はよくある事です。予め積み込み先で、行き方を確認する事をお勧めします。荷下ろし先の情報がない事もあるので、その時は荷卸先のお客様に直接電話をかけても良いか確認して下さい。(電話連絡 禁止な所もあります)
6. 車両の点検とメンテナンス
定期的な車両点検とメンテナンスは、安全運転に欠かせません。
- 出発前の点検: タイヤの空気圧、ブレーキ、ライト、ウィンカーなどの基本的な点検を行います。会社にもよりますが、私が所属している会社は1万キロごとにタイヤローテーションをしています。 おかげで6年間高速道路でタイヤバーストは一度もありません。
- 定期メンテナンス: 定期的なオイル交換やフィルター交換などのメンテナンスを怠らないようにしましょう。オイル交換は3万キロごとにかえています。前の会社でオイル交換を一度もしていない車が、高速道路上で車両火災を起こした事がありました。(原因はオイルでは無いかも知れませんが、定期メンテナンスをしていればこの様な事は無かったかも知れません。
7. 天候に応じた運転
天候によって運転方法を調整することが必要です。
- 悪天候時の注意: 雨や雪、霧などの悪天候時には速度を落とし、十分な車間距離を保ちます。
- 冬季対策: 冬季にはスタッドレスタイヤを装着し、雪道や凍結路での運転に備えましょう。東北地方に行く会社はチェーンの他に脱出用チェーンも持ってると簡単に装着できて便利です。
まとめ
トラック運転手にとって、安全運転は自分自身だけでなく、他の道路利用者の安全を守るためにも重要です。これらのポイントを常に意識し、安全で安心な運転を心がけましょう。