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トラック運転手を辞めたくなる瞬間と続ける理由【ドライバー歴30年の本音】

2026 5/31
ドライバーの知恵袋
2026年4月12日2026年5月31日
当ページのリンクには広告が含まれています。

トラック運転手として働いていると、「もう辞めたい」と思う瞬間は誰にでもあります。

私自身、30年以上この仕事を続けていますが、本気で辞めようと思ったことは一度や二度ではありません。実際に一度トラックを降りて、都内でサラリーマンをしていた時期もあります。

この記事では、私が実際に辞めたくなった瞬間、それでも続けている理由、そして一度辞めてまた戻った経験をお話しします。今まさに辞めようか悩んでいる方の参考になればうれしいです。

目次

本気で辞めたくなった3つの瞬間

01

給料詐欺に遭った時

「月50万」聞いて入ったら3か月後の手取り24万。労基相談もうやむや。

02

面接話と実態が違う

入ってみたら条件が全然違う会社。すぐ辞めた経験が複数回。

03

ヘルニアで動けない

体力的限界。荷積み・荷降ろしの負担で腰が悲鳴を上げた。

夜のサービスエリアで頭を抱える長距離トラック運転手

給料詐欺に遭った時

これが一番きつかったです。

月末締めの翌々払いの会社に入った時のことです。「月50万は余裕でいく」と聞いて、信じてバリバリ働きました。最初は基本給だけが先に支払われていたのですが、3ヶ月後にようやくもらった給料がたったの24万円。

調べてみると、営業所の配車係と所長が結託して、詐欺まがいのことをしていたのです。労基にも相談しましたが、結局うやむやにされてしまいました。その営業所は後に閉鎖されましたが、あの時は本当に「この業界はダメだ」と思いました。

面接で聞いた条件と実際の給料がまったく違う会社

これも何度か経験しました。面接でいい話ばかりする会社は、実際に入ってみるとあまりいいことがありません。条件が違うとわかった時点で、すぐに辞めました。

こういった会社を見抜くためには、面接で聞くべき5つの質問を事前に準備しておくことが大切です。具体的な数字を確認しておくだけで、入社後のギャップをかなり減らせます。

ヘルニアで動けなくなった時

体力的に限界を感じた瞬間もあります。腰をやってしまい、ヘルニアで動けなくなった時は、「もうちょっと楽な仕事にしようかな」と本気で考えました。

トラック運転手は座り仕事のように見えて、荷積み・荷降ろしで体への負担が大きい仕事です。体を壊してしまうと、続けたくても続けられなくなります。

30年やっても絶対に慣れないこと

雪が降りしきる夜の高速道路、フロントガラス越しのテールランプ

30年もやっていれば何でも慣れると思われがちですが、天候だけは別です。

雪道、雨降り、霧が濃い時。これらは何年経っても慣れません。そして、慣れてはいけないものだと思っています。

「雪が得意」と言う人がたまにいますが、正直それは大げさに言っているだけです。雪道に慣れたと油断する人は、必ずどこかで事故を起こします。天候に対しては、常に緊張感を持って運転するのが正解です。

一度辞めて、また戻った理由

スーツ姿の男性とトラックのハンドル、選択を象徴する構図

サラリーマン時代の話

実は私、一度トラックを降りて都内でサラリーマンをしていた時期があります。機械屋の整備系の仕事で、毎日家に帰れて月50万円稼げていました。

ところが、九州に帰ることになり、同じような仕事を探したのですが、地方ではどうしても給料が安い。同じ生活水準を維持するには、トラックが一番稼げる仕事でした。

最初は「しょうがなし」だった

正直に言うと、トラックに戻ったのは最初「しょうがなし」でした。

九州は家賃が安いので、手取り25〜26万円でも関東と同じくらいの生活ができると思っていました。でも実際に生活してみると、旅行に行きたくなったり、いろいろと欲が出てくるものです。

結局、稼げるだけ稼いで海外旅行に行く、というサイクルが自分には合っていました。トラック運転手の年収について詳しく知りたい方は、年収のリアルもあわせてご覧ください。

それでもトラック運転手を続ける理由

🚛

人と仕事しなくて済む

運転中はひとり。人間関係のストレスがほぼない。

⏰

自分のペースで休憩

どこで休むか、いつ食べるか。ある程度は自分で決められる。

✈️

連休が取れる

まとめて休んで旅行。メリハリのある働き方ができる。

朝焼けのサービスエリアでコーヒーを片手に休憩するドライバーと富士山

辞めたくなることもありましたし、実際に一度離れたこともあります。それでも続けているのは、シンプルにこの仕事が性に合っているからです。

  • 人と一緒に仕事をしなくて済む:運転中は基本的にひとりです。人間関係のストレスが少ないのは大きなメリットです
  • 自分のペースで休憩できる:どこで休憩するか、いつ食事を取るか。ある程度は自分で決められます
  • 休みをまとめて取れる:連休を作って旅行に行くなど、メリハリのある働き方ができます

オフィスで毎日決まった時間に出勤して、決まった時間まで席に座っている働き方は、私には合いませんでした。自由度の高さが、トラック運転手を続けている一番の理由です。

辞めたいと言う後輩への接し方

夕暮れのSAで立ち話する二人のトラック運転手

後輩から「辞めたい」と相談されることもあります。そんな時、私は無理に引き止めません。

ただし、ひとつだけ伝えることがあります。「私の場合には出戻りはさせない」ということです。

私のいる現場でも、経営側に提案して「自分の都合で辞めた人は戻さない」というルールを作ってもらった経緯があります。この業界は一度辞めてもまた戻ってくる人が多く、2〜3ヶ月で「戻りたい」と言ってくるケースが少なくありません。

このルールが入ってから、若い子が勢いで辞めなくなりました。「辞めたら戻れない」とわかっていれば、冷静に考えるようになります。もちろん、家庭の事情などやむを得ない場合は別ですが、自己都合で辞めて数ヶ月で戻るのは筋が通りません。

まとめ:辞めたい気持ちは否定しなくていい

ドローン視点で見た一直線の高速道路、空と地平線

トラック運転手を辞めたいと思うことは、おかしなことではありません。給料の問題、体の問題、人間関係の問題。理由はさまざまですが、誰でも一度は考えることです。

大切なのは、勢いで辞めないことです。辞めた後にどうするか、具体的なプランを立ててから動いても遅くはありません。

そして、もし今の会社が合わないだけなら、会社を変えるという選択肢もあります。この業界には良い会社もあれば、ひどい会社もあります。私自身、何社か経験したからこそ、今の会社に落ち着くことができました。

辞めたい気持ちを否定せず、でも冷静に次の一手を考える。それが30年やってきた私からのアドバイスです。

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taka
はじめまして!貴の長距離トラックblogの管理人takaと申します。

九州で長距離トラックの運転手を約30年!年間走行距離約17万キロ 

現在年収700万!これからトラックドライバーを始められる方向けの情報発信になります。
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