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  3. テキサスのトラック運転手 年収|石油輸送1,500万

テキサスのトラック運転手 年収|石油輸送1,500万

2026 6/07
ブログ
2026年5月25日2026年6月7日
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現役トラックドライバーのtakaです。

📌 本記事の情報基準日と注意点

本記事は 2026年5月時点 の公的統計・調査データを基に作成しています。為替・年収・物価・法制度は調査時点や情報ソースによって変動するため、実際の数値とのズレが生じる可能性があります。渡米・転職・移住等の重要判断は、必ず最新の一次情報(厚労省・国交省・BLS・各国の公的統計など)でご確認ください。

前回の 「アメリカのトラック運転手 年収・手取り・労働時間【全国編】」 で全体像を見たあと、「同じアメリカでも州でぜんぜん違うって本当?」と質問をいただきました。今回は テキサス州。州所得税がゼロで、ドライバー雇用数は全米トップ。労災について 民間雇用主に広く非加入を認めている、アメリカで例外的な州 でもあります。

結論を先に出すと、テキサスは「稼ぎは中の上、生活費は安め、自由度高い、その代わり自分で身を守る州」。私のような日本のドライバーから見ると、いい話と怖い話が両方ある場所です。

この記事でわかること:

  • テキサスの大型トラック運転手の年収・手取り(BLS 2024年データ)
  • カリフォルニア州との「手取り対決」の本当の答え
  • 労災が任意加入という制度のリアル
  • パーミアン盆地の石油輸送で稼げるしくみ
  • メキシコ国境輸送の現実(センセーショナルじゃない側面で)
テキサス州のインターステートを走る大型コンベンショナルセミトラック
目次

💰 業務形態別の年収レンジ ― 地場720万〜石油輸送1,600万

平均年収904万円・手取り687万円・額面はカリフォルニアに近く、手取りでは逆転する

※ 米労働統計局(BLS)OEWS May 2024 / 1ドル=160円で換算

米労働統計局(Bureau of Labor Statistics、以下BLS)が出しているOEWS(職業別賃金統計)の2024年5月時点のデータだと、テキサス州の大型トラック運転手(職種コード 53-3032 Heavy and Tractor-Trailer Truck Drivers)の年収は次のとおりです。

  • 平均年収(mean):約 $56,470 = 約904万円
  • 中央値年収(median):約 $53,070 = 約849万円
  • 手取り率:約 76%(連邦税・社会保障7.65% + 州所得税0% などを差し引いた目安)
  • 手取り額:約 687万円(年収904万円×76%)

「全国編で見たアメリカ全体(中央値$57,440)と近い水準じゃん」と思うかもしれません。でも 手取り率76% は全米でも上位クラス。理由は 州所得税ゼロ です。

カリフォルニアとの「手取り対決」

前回のカリフォルニア州編で「年収968万円・手取り639万円」という数字を出しました。テキサスと並べるとこうなります。

TX
テキサス
 
手取り 687万円
年収904万円 × 手取り率76%。額面はCAに近く、手取りでは上回る

CA
カリフォルニア
 
手取り 639万円
年収968万円 × 手取り率66%。額面は高いが州税・控除で手取りは下回る

📊 「手取り」でも「実質の手残り」でもテキサスが上

額面の平均年収はカリフォルニア(968万円)がテキサス(904万円)より高いのですが、手取りで見るとテキサスのほうが約48万円多くなります(TX 687万 vs CA 639万)。カリフォルニアは州所得税(最大13.3%累進)や独自の社会保障負担が重く、せっかくの高い額面が手取り段階で削られてしまうためです。

さらに生活費を引くと差は開きます。家賃で比べると、LAのワンルームは月$2,500〜$3,200(約40〜51万円)、ヒューストン郊外は月$1,200〜$1,600(約19〜26万円)。家賃差だけで月20万円以上、年間で約250〜300万円変わってきます。

つまり「カリフォルニアは額面こそ高いが、手取りでも生活費を引いた後でもテキサスに及ばない」という構図です。額面の高さだけを見て決めるのは危険、というのが調べていて見えてきたポイントでした。

業務形態別の年収レンジ

アメリカのトラックドライバーの年収を「平均●●万」と一括りで語ると実態を見誤ります。地場・地域・長距離OTR・専門ハイエンド・オーナーオペレーター で年収はまったく違います。テキサスの場合、これに 石油・ガス輸送(パーミアン盆地) という独自枠が加わるのが特徴です。

①
地場(Local)
 
720〜800万円
$45,000〜$50,000。毎日家に帰れるタイプ
②
地域(Regional)
 
800〜960万円
$50,000〜$60,000。テキサス内+OK・LA等の数州完結、週末は帰宅
③
長距離OTR
 
1,040〜1,360万円
$65,000〜$85,000。州を跨ぐ・3〜4週間継続して走る働き方
④
石油・ガス輸送
 
1,120〜1,600万円+
$70,000〜$100,000+。パーミアン盆地・イーグルフォードの油田地帯。Tanker+Hazmat必須
⑤
オーナーオペレーター
 
1,920〜3,200万円+
$120,000〜$200,000+(経費前)。独立自営、燃料・保険・修理は自己負担

※ レンジは BLS OEWS Texas(mean $56,470・median $53,070)・ZipRecruiter・Indeed・Truckstop・DAT等の集計を総合した目安。BLS全州平均は地場〜長距離混合のため、長距離OTR専業はそれより上のレンジになります。


🏥 労災が「任意加入」というアメリカで例外的な州

テキサスならではのリスクと、回避策

テキサス州パーミアン盆地の油田と石油輸送タンクローリー

テキサスを語るうえで絶対に外せないのが 労災(Workers’ Compensation、ワーカーズ・コンプ)が任意加入 という制度です。アメリカ50州のなかで、テキサスは 民間雇用主に広く労災非加入を認める例外的な州 として有名です(公的部門や一部業種では加入義務あり)。労災に加入していない雇用主のことを 「ノンサブスクライバー(Non-subscriber)」 と呼びます。

大手キャリアはほぼ全社加入。注意するのは中小

結論から言うと、「テキサス=労災ない」は半分本当で半分嘘です。

  • 大手キャリア(Schneider、Werner、Swift、J.B. Huntなど)はほぼ全社が労災加入済み。日本の運送大手と同じく、ケガ・病気の補償は会社制度で守られる
  • 独立系の中小・地場運送会社の一部にノンサブスクライバーが存在する
  • 未加入会社で業務中にケガをした場合、補償は 会社の自前プラン 経由か、 会社に賠償請求の訴訟 を起こす形になる

大手なら基本的に問題ない。注意すべきは 「契約を結ぶ会社が労災加入しているかどうか必ず確認する」 という1点だけ。アメリカのドライバー業界の解説記事では、「Are you a subscriber?」と確認することが採用面接の作法として紹介されています。

🇯🇵 日本との比較

日本の労災は 強制加入・保険料は事業主負担・給付率高め。働く側がほぼ何もしなくても守られる仕組みです。これに30年慣れた私から見ると、テキサスは「身分証明書を見せて雇用契約のときに確認する手間」がアメリカでは追加で必要、という違いがあります。手厚さでは日本の方が上、自由度ではテキサスのほうが上、という関係です。

連邦の社会保障(年金 Social Security 6.2% + 高齢者医療 Medicare 1.45% =計7.65%、労使折半)は全州共通で加入義務があるので、テキサスも他州と同じです。

🛢️ 石油・ガス輸送で年収1,000万円超

パーミアン盆地・イーグルフォードの油田地帯

テキサス西部の パーミアン盆地(Permian Basin) と南部の イーグルフォード(Eagle Ford) は、アメリカ有数の石油・ガス産出地帯。ここで原油・天然ガス・水(シェールガスのフラッキング採掘で使う大量の水)を運ぶタンクローリードライバーは、 年収$70,000以上(約1,120万円〜) が射程に入るとされます。ただしこれはTanker・Hazmatの追加資格と、後述する拘束12〜14時間・夏40℃超の砂漠地帯といった過酷な条件込みの数字です。

稼げる理由は3つ。

  • 需要が24時間ある:油田の生産が止まらないので、輸送も止められない
  • 追加資格が必要:CDL Class A(大型免許)に加えて、Tanker endorsement(タンク車裏書)、Hazmat endorsement(危険物裏書)の取得が必要
  • 労働環境が過酷:1日 拘束時間12〜14時間(連邦HOS規則で運転は最大11時間まで、残りは荷役・点検・待機)、夏40℃超の砂漠地帯、油田の埃まみれ。高い割増賃金で人を集めている構造

もう一つ、テキサスには ヒューストン港 という巨大な貿易港もあります。水上貨物トン数では全米トップクラスで、メキシコ湾・カリブ海・南米との輸出入が集中している港湾ドライバー需要の場所です。

🚧 メキシコ国境輸送と国境地帯の組織犯罪リスク

州内輸送は安全。リスクは越境運行に偏る

テキサス州ラレドのアメリカ・メキシコ国境検査レーン

先に書いておくと、凶悪事件のリスクは越境運行と国境地帯の特定エリアに偏ります。テキサス州内のアメリカ側でも貨物盗難(cargo theft)や車上荒らしは2023〜2025年にかけて増加傾向(CargoNetデータ)が報告されており、ゼロではありません。ただし凶悪事件の頻度はメキシコ越境ルートの方が高いと言われています。

テキサスは メキシコと約2,000kmの州境 を共有していて、ラレド(Laredo)・エルパソ(El Paso)・ブラウンズビル(Brownsville)の国境都市がトラック輸送の拠点になっています。

FAST/C-TPAT ― 国境を早く抜けるための事前審査制度

国境輸送で重要なのが、FAST(Free and Secure Trade)カード と C-TPAT(Customs-Trade Partnership Against Terrorism) です。事前に身元・運送会社の信頼性が審査された人だけが使える専用レーンで、税関を早く抜けられます。通常検査だと数時間待つこともある国境通過が、混雑状況にもよりますが10〜30分程度に短縮されると言われています(時間は港・時間帯・混雑で変動)。

国境地帯の組織犯罪リスク

メキシコ側に踏み込む越境運行については、 国境地帯の組織犯罪(武装強盗・トラックハイジャック・密輸関連)が継続的に課題になっています。アメリカ国務省は国境地帯の一部に渡航勧告を出すことがあるレベル。

このため メキシコ側の運行はメキシコ人ドライバーが担当し、アメリカ側はアメリカ拠点のドライバーが担当する分業体制 が標準です。日本人がアメリカでテキサスのドライバーになっても、いきなりメキシコ越境運行を担当するケースはほぼありません。「テキサス=メキシコ国境=危険」という単純な連想ではなく、運行ルートと業務形態で切り分けて考えるのが正確です。

🥵 夏40℃超の現場 ― 私の九州運行との比較

日本の湿度80%・40℃と、テキサスの湿度20%・40℃

テキサスの夏・乾燥した荒野を走る大型トラック

テキサス西部・南部の夏は 40℃超 が珍しくありません(東部のヒューストン周辺は湿度も高め)。同じ40℃でも、日本の梅雨明け〜真夏とは性質が違います。

🇺🇸 テキサス西部の40℃(調べた情報)

  • 湿度20〜30%の乾燥した暑さとされる
  • 汗が出る前に蒸発し、気付かないうちに脱水しやすいと言われる
  • シェードが少なく直射日光が体を直撃しやすい

🇯🇵 日本の真夏40℃

  • 湿度80%超でシャツが絞れるレベルの汗
  • 呼吸でも蒸し暑い、体感的にきつい
  • 梅雨の湿気が体に残ったまま夏

どっちが楽というより、 別ベクトルできつい。私は九州〜関東の真夏に関門〜山陽道で40℃前後を経験することがありますが、湿度の重さが大きく、汗の処理だけで体力を持っていかれます。

タイヤ管理の話を1つ ― 推測でなく原則の話

低床4軸(前4本・後8本)合計12本のタイヤを長年バースト0回で守ってきた現場経験から、タイヤ管理の原則を1つだけ書きます。

⚠️ 暑い時期のタイヤ管理は「メーカー指定の冷間空気圧」が基本

「気温が高いから空気圧を低めにする」は 誤り。空気圧が低いとタイヤが過剰にたわんで発熱し、むしろバーストの原因になります。メーカー指定の冷間空気圧(朝出発前、走行前の冷えた状態で計った圧力)を守るのが原則。走行で温まって圧が上がるのは正常な範囲です。

米国のインターステートは日本の高速道路と比べて荒い区間が多いと一般的に言われており、そこで18本のタイヤ(トラクタ10本+トレーラ8本)を真夏に走らせる現場は、私の経験を超えます。ただ原則は同じ。「指定空気圧を守る」「車両重量・積載に合わせる」「定期点検」の3つが基本です。

🕐 労働時間規制は連邦のFMCSA HOSのみ

テキサスは 連邦自動車運送安全局(FMCSA) のHOS規則(Hours of Service、運転時間規則)が適用される州です。州独自の上乗せ規制はカリフォルニアほど目立ちません。

カリフォルニアのような州独自規制がない分、運行の自由度は高め。詳しい数字は 全国編 で書いたとおりです。

石油・ガス輸送の「拘束12〜14時間」を整理する

石油・ガス輸送の 拘束時間12〜14時間 は、運転だけぶっ通しの意味ではありません。連邦HOSでは運転時間は最大11時間まで、勤務開始から14時間以内に運転を終えるルール。残りは荷役・点検・待機が含まれます。日本の改善基準告示(拘束原則13時間、最大15時間)と並べると、上限値はほぼ同じ範囲です。


🍔 物価と生活感 ― コスパで全米最高クラス

🇺🇸
ヒューストン家賃
 
月19〜26万円
1ベッドルーム$1,200〜$1,600。LAの半額前後

🇺🇸
ガソリン1リットル
 
約120円
$2.85前後/gal。全米平均より安い

🇺🇸
ビッグマック
 
約910円
$5.69前後。全米平均と同じ

テキサスは「稼ぎは中の上、生活費は中の下」というコスパで全米トップクラス。だから全米でも上位クラスのドライバー雇用数を抱えています。

👨‍👩‍👧 家族視点で見るテキサス

家族で渡米する場合の暮らしの想像

「夫がテキサスで働きたいって言ったらどう判断するか」を、私の妻が読んだ場合の目線で書いておきます。

  • 家族で住む選択肢になる:家賃が安く、独身でなくても家族世帯で暮らしやすい州。子どもの教育費は、公立校は無料、公立大学は 居住要件を満たした州民認定(in-state tuition) を取れれば学費が下がる場合があります(永住資格・居住年数等の条件あり)
  • 長距離OTR vs 地場の選択:OTR(Over The Road、長距離)は3〜4週間家を空ける働き方、地場は毎日帰宅可能。家族と過ごす時間を重視するなら地場・短距離を選ぶ余地がある
  • 労災確認は必須:契約前に「Are you a subscriber?」と必ず聞く。大手なら基本問題なし
  • 女性ドライバーの選択肢:アメリカは女性ドライバー比率が日本より高く、夫婦でチーム運転(Team Driving)するスタイルも珍しくない。テキサスは女性ドライバー受け入れ会社も多い州

🚛 takaの感想

州所得税ゼロで手取り率76%、家賃の安さ、石油・ガス輸送で年収1,000万超の上り口 ― これは羨ましい。日本もこれくらい税制の自由度があれば、と思う。

一方で、労災が任意加入で「Are you a subscriber?」を契約前に毎回確認しないといけない、夏40℃超の砂漠地帯運行、国境地帯の治安リスク ― これだと日本人にはちょっと厳しいな、というのも本音。

カリフォルニアの「稼ぐけど残らない」と対照的に、テキサスは「中程度の稼ぎだけど手元に残る、自由度が高い、ただし自分で確認する手間がある」州。家族での渡米まで含めて考えるなら、アメリカでテキサスが 候補になりやすい州 の1つだと思います。

皆保険・労災・育休・公共交通など 日本側の制度的な強み は 親記事「世界10カ国比較」 で集約して解説しています。

⚠️ 日本人がテキサスで働けるか

基本的なハードルはアメリカ全国編と同じです(EB-3永住権、CDL Class A取得、英語)。テキサス特有の追加要件はこちら:

  • 労災加入を必ず確認:契約前に雇用主が Workers’ Comp subscriber かを聞く
  • スペイン語が話せると場面によっては役立つ:国境輸送や一部の現場ではスペイン語を使う場面もあると言われます(ただし運転手は英語での受け答えができることが前提)
  • FASTカード・Hazmat endorsement:国境輸送・危険物で稼ぎたいなら追加資格を取る
  • 夏季の体調管理:日本の真夏とは別ベクトルの暑さ。事前の体力作りと水分管理

❓ よくある質問(FAQ)

テキサスのトラック運転手の年収はいくら?
BLS OEWS 2024年5月時点のデータで、平均年収 約$56,470(約904万円)、中央値 約$53,070(約849万円)。手取り率76%で手元に残るのは約687万円が目安。
労災が任意加入って大丈夫?
大手キャリア(Schneider、Werner、Swift、J.B. Hunt等)は基本的に労災に加入しています。注意するのは独立系の中小。契約前に「Are you a subscriber?」と確認するのが業界の作法として知られています。
カリフォルニアとテキサスはどっちが手取り多い?
手取り額で見るとテキサスのほうが約48万円上です(TX 687万 vs CA 639万)。額面の平均年収はカリフォルニア(968万)のほうがテキサス(904万)より高いのですが、カリフォルニアは州所得税や独自の社会保障負担が重く、手取り段階で逆転します。さらに生活費(特に家賃)もテキサスのほうが年間250〜300万円ほど安いとされるので、税金と生活費まで引いて「実際に手元に残るお金」で見ると、テキサスのほうがはっきり上になります。
メキシコ国境って危なくない?
凶悪事件のリスクは越境運行と国境地帯に偏ります。アメリカ側の州内でも貨物盗難(cargo theft)は2023年以降増加傾向ですが、凶悪事件の頻度は越境ルートの方が高いとされます。越境運行は基本的にメキシコ人ドライバーが担当する分業体制で、日本人がいきなりメキシコ越境を任されるケースはほぼありません。
石油・ガス輸送で年収1,000万円超ってどうやって?
CDL Class A(大型免許)に加えて、Tanker endorsement(タンク車裏書)と Hazmat endorsement(危険物裏書)の追加資格を取り、パーミアン盆地・イーグルフォード等の油田地帯で働く形が代表的なルートです。1日12〜14時間拘束、40℃超の砂漠地帯という条件込みです。

📝 まとめ:テキサスは「中程度の稼ぎ・自由度・自分で確認」の州

テキサス州の大型トラック運転手は平均年収904万円、手取り率76%で手元に残るのは約687万円。州所得税ゼロ・生活費安め・労災任意加入・パーミアン盆地の高給ルートあり、というのが特徴です。

カリフォルニアの「稼ぐけど生活費で消える」と並べると、テキサスは「中程度の稼ぎを手堅く残せる」州。家族での渡米まで含めて、アメリカで日本人ドライバーが候補にしやすい州の1つです。

次は フロリダ州編。同じく州所得税ゼロながら、ハリケーンと中南米貿易ハブという全然違う特徴を持つ州を見ていきます。

親記事もまだの方はこちらから読めます。

👉 世界10カ国のトラック運転手 年収・手取り・物価を徹底比較【完全版】

関連記事(同シリーズ)

  • アメリカのトラック運転手 年収・手取り・労働時間【全国編】
  • カリフォルニア州編 ― AB5法とCARB規制で揺れる現場

📚 参考データ・出典

  • 米労働統計局(BLS)OEWS Texas May 2024(職種コード 53-3032): https://www.bls.gov/oes/2024/may/oes_tx.htm
  • 米連邦自動車運送安全局(FMCSA)Hours of Service: https://www.fmcsa.dot.gov/regulations/hours-service/summary-hours-service-regulations
  • テキサス州 Workers’ Compensation 制度(Texas Department of Insurance): https://www.tdi.texas.gov/wc/
  • 米国税関国境警備局(CBP)FAST Program: https://www.cbp.gov/travel/trusted-traveler-programs/fast
  • 米国エネルギー情報局(EIA)パーミアン盆地レポート: https://www.eia.gov/petroleum/drilling/
  • 厚生労働省 改善基準告示(2024年4月改正版): 厚労省サイト

※ 賃金はBLS OEWS May 2024データ/為替は1ドル=160円で換算

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taka
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