「イギリスはBrexitでドライバー不足、年収£60,000・時給£25で奪い合い」――2021年のクリスマス前、ガソリンスタンドが空っぽになった時に世界中が見たニュースだ。あれから4年経った今、イギリスのトラックドライバーの待遇は実際どうなっているのか。
📌 本記事の情報基準日と注意点
本記事は 2026年5月時点 の公的統計・調査データを基に作成しています。為替・年収・物価・法制度は調査時点や情報ソースによって変動するため、実際の数値とのズレが生じる可能性があります。渡米・転職・移住等の重要判断は、必ず最新の一次情報(厚労省・国交省・BLS・各国の公的統計など)でご確認ください。
結論を先に出すと、HGV(Heavy Goods Vehicle=大型貨物車)ドライバーは2026年時点でSkilled Worker visa対象外。日本人がトラック運転手として直接渡英就労する道は、現状ほぼ閉じている。「Brexitで需要が爆発したから狙い目」という煽り記事を真に受けて移住計画を立てると、ビザの段階で詰む。
その上で、実際にイギリスで働くドライバーの年収は2024年ONS ASHEベースで中央値£32,000台、Class 1(C+E)の長距離・夜間トランクで£45,000〜£55,000(約965〜1,180万円)。一見、ドイツ(中央値約620万円)より明確に高いが、ロンドンの家賃と税負担を引いた手取りで見ると、思ったほど開かない。
ややこしいのは、イギリスは2024年12月にDriver CPCを「National/International」の2系統に分離したり、Skilled Worker visaの対象職種を絞り込んだり、Brexit以降ずっと制度が動いていること。一次データ(ONS ASHE・gov.uk・DfT Road Freight Statistics)と現役の長距離ドライバー目線で、ネット記事との距離を埋めていく。
💰 中央値£32,000台(約688万円)。Class 1なら£45,000(約965万円)も狙える
まず一番ややこしい「年収」から潰しておく。イギリスのHGVドライバーは免許クラス(Class 2/Cat C・Class 1/Cat C+E)と経験年数で給料が大きく動く。Class 2は単車の大型(rigid)、Class 1はトレーラーを牽引するセミトレ(articulated)。日本でいう「大型一種」と「大型+牽引」の区分にほぼ相当する。2026年時点の主要レンジはこうなっている。
免許クラス別の年収レンジ(求人サイト集計)
「Class 1で年£50,000」は求人サイトの上位ゾーンに普通に出てくる数字だが、これはアメリカ編の「年収896万円・離職率90%」と同じく、夜間・週6・長距離拘束が前提だ。日中の地場配送だとClass 1でも£35,000(約751万円)スタートが現実的。Brexit直後(2021〜2022)の£60,000・£70,000ラッシュは、ドライバー不足が深刻だった時期の特例で、2024年以降は需給が落ち着いて元に戻った。
正直に言うと、私自身は危険物の資格を持っていないので体感では語れないのだが、ADRやタンクローリーは日本と違って「資格分が時給に直接乗る」のがイギリスの特徴。日本だと月1〜2万円の手当止まりだが、イギリスは時給で£3〜£5上乗せが当たり前。年収換算で£10,000〜15,000の差になる。ここはドイツと同じく、資格と給料の連動が明確だ。

🕐 Assimilated drivers’ hours rules(旧EU561/2006)が継続。タコグラフも維持
Brexit前、イギリスはEU則561/2006の適用国だった。Brexit後の現在(2026年)も、「Assimilated drivers’ hours rules(旧EU rules)」という形で、EU561/2006の中核ルールをほぼそのまま英国法に取り込んで運用している。EU則と完全に同一ではないが、運転時間・休憩・週次休息といった主要規制はEU時代とほぼ変わらない。
なお「GB Domestic Drivers’ Hours Rules」という別の体系もあり、これは小型車両・特定例外用で「1日運転10時間・勤務11時間」など内容が違う。本記事で扱うのは大型貨物車に適用されるAssimilated rulesのほうだ。
違うのは「EU域内国際輸送をする場合は別途EU側の規則も適用される」点。Brexitでイギリス籍トラックがEU域内に入る場合、UK-EU TCA(貿易協力協定)で許可される範囲があり、カボタージュ(他国内での運送)・クロストレード(第三国間運送)等には制限や追加許可が絡む。これがドライバー個人の収入とは関係ないが運送会社のコストが上がっており、ドライバーの賃上げ余地を多少押さえているという業界分析もある。
「私の運行スタイル」をイギリスと比べると
私の運行は5日走って1日休むサイクル。改善基準告示の「休息9時間以上」はきっちり守っていて、日によっては10時間前後、余裕があるときは14時間取れる日もある。430休憩(4時間運転で30分休憩)も基本通り。うちはデジタコがほぼ全車に入っていて、たまに壊れたときだけアナログタコグラフで代替する程度だ。
イギリスはドイツと同じAssimilated rulesベースなので、休息11時間+週次45時間+デジタコ強制+DVSA路上検査という構造は同じ。違うのはタコグラフの厳密性だ。日本のデジタコ+モバテン(モバイルテンコ)は会社単位の運用で、抜き打ち道路検査までは普通行われない。イギリスはDVSAが分単位で記録チェックして£300〜£1,500の即罰金を切る。「数字で完全に縛る」感覚は日本よりはるかに厳しい。
私の運行スタイル「5日走って1日休む、週末は配車次第」は、イギリスのAssimilated rulesベースの規制とは構造が違う。日本の長距離で「土日まるまる休めてます」というドライバーは私の周りでもむしろ少数派で、火曜・日曜・金曜あたりで散らして休む形が多い。イギリスは通常45時間の週次休息+少なくとも4週間ごとに拠点・自宅へ戻る機会を会社が組む義務がEU則ベースで残っているのが、日本との根本的な違いだ。
なお「3〜4週ごとに戻る義務」は主にContinental運行(英国〜EU大陸往復、フェリー経由の国際輸送)の話で、国内のみのHGVドライバーは基本毎日帰宅できる運行が多い。国土が日本の3分の2程度(本土だけ)で、ロンドン〜エディンバラでも約650km=1日で走り切れる距離なので、国内輸送は週末帰宅前提で組みやすい。
🪪 HGV免許(C/C+E)はEU圏で最安水準。Driver CPCは2024年12月に国内版が新設
イギリスのHGV(Heavy Goods Vehicle)免許は、Brexit後のドライバー不足を受けて取得コストが下がっている。ドイツの€10,000〜15,000(約185〜280万円)と比べると、半額以下で取れる。
Class 1まで全部揃えても初期投資は最大£5,000(約107万円)。日本の大型一種+牽引(30〜60万円)と比べると2〜3倍だが、ドイツの€11,000〜15,000(約204〜280万円)と比べると半額以下。
2024年12月のCPC改正で「National Driver CPC」が新設されたのは、Brexit後のEU圏走行ハードルを国内ドライバー育成で吸収するための施策。注意点はInternational CPC受講分はNationalに算入できるが、National CPC受講分はInternationalに算入できないこと。最初からEU圏で走る可能性があるなら、Internationalで取っておくのが安全だ。
🏥 NHSの公的医療と手取り率75〜78%。海外現地の声では待ち時間問題も
イギリスのドライバー待遇で最大の強みは、NHS(National Health Service、国民医療サービス)だ。GP(かかりつけ医)・病院診療・入院・手術は原則無料(イングランドの処方箋は£9.90/品目、スコットランド・ウェールズ・北アイルランドは無料)。歯科・眼科・眼鏡は別途自己負担あり。
ただし外国人労働者はビザ申請時にImmigration Health Surcharge(IHS)£1,035/年を別途支払う必要がある(2024年2月改定以降)。家族帯同で配偶者・子どもを連れて行くなら、全員分のIHSが家計の固定費に上乗せされる。
なお、私は実際にイギリスで暮らしたことがないので断定はできないが、海外報道や在英邦人ブログでよく目にするのはNHSの待ち時間問題だ。GP(かかりつけ医)の予約に数週間、専門医紹介で数ヶ月、緊急以外の手術で1年以上待つケースが常態化していると報じられている(出典: BBC「NHS waiting list」関連記事ほか)。「無料の代わりに待たされる」のがイギリス医療制度の現実とされる。日本のように「保険3割負担で当日整形外科に行ける」スピード感とは設計思想が違うので、ここは公的医療の単純比較では見えない部分。
計算してみる。中央値相当の年収£32,100で試算すると、控除後課税対象は£32,100-£12,570=£19,530。所得税20%で£3,906、NI 8%で£1,562、職場年金5%で£1,605。合計£7,073の天引きで、手取りはおおむね£25,000(約536万円)、手取り率約78%。Class 1の£45,000なら手取り£33,700(約723万円)で手取り率約75%。ドイツ(手取り率64〜68%)よりはっきり有利だ。
日本の大型平均480万円・手取り380万円(手取り率約79%)と比べると、額面はイギリスが約200万円高く、手取りでも約150万円の差がつく。「年収」と「手取り」の両方で日本を明確に上回るのは、先進国の中でもイギリスとアメリカくらいだ(アメリカは離職率90%という代償が大きいが)。
個人控除£12,570は2031年4月まで凍結されており、インフレで物価が上がっても控除額は据え置き。実質的にはステルス増税が進行している。日本の給与所得控除がジワジワ削られているのと構造は同じだ。


🍔 ロンドンの家賃は東京の3倍。HGVドライバーは郊外拠点が現実解
給料の額面より、本当に効いてくるのは物価だ。イギリスは「ロンドンか地方か」で生活コストがまるで違うのが、ドイツ(東西格差はあるが家賃で2倍差まではいかない)と決定的に違う点。
ただし実態として、HGVドライバーがロンドン中心部に住むのはほぼあり得ない。配送拠点(DHL・Wincanton・XPOなどのデポ)はM25環状道路の外側、Daventry・Magna Park(DIRFT)・Rugby・Hemel Hempsteadなどの中部物流クラスタが中心。住居も拠点周辺の郊外を選ぶのが現実解だ。
ロンドンの家賃は東京の3倍、外食は2倍、軽油も日本の2倍(なお業務用は会社カード/Fuel Cardで完全会社負担が一般的、家計直撃するのは自家用車のみ)。一方、マンチェスター・リーズ・ニューカッスルなど地方都市なら家賃は東京並み〜1.5倍程度で収まる。実際、Class 1の長距離ドライバーは英国全土を走るので、家を北部・中部の物流拠点近郊に置いて稼ぐパターンが圧倒的多数だ。
👨👩👧 家族視点: NHSと「家に帰れる長距離」の組み合わせが最強
アメリカ編で書いたOTR(Over-The-Road)は、家を1〜2週間空けるのが当たり前で、家族と離れることが離職率90%(米国トラック協会ATA調査の大手TL企業データ)の最大要因だった。イギリスはドイツ編と同じく、これとは仕組みが違う。
Assimilated drivers’ hours rules(旧EU561/2006)で1日11時間の連続休息+通常週次休息45時間が義務付けられ、2017年Vaditrans判決の原則を引き継いで車内週次休息は禁止。さらに会社にドライバーを少なくとも4週間ごとに拠点または自宅に戻れるよう運行を組む義務がある。国内のみのHGVドライバーは基本毎日帰宅、Continental運行(英国〜EU大陸往復)でも4週に1回は確実に家へ戻れる構造になっている。
パートナーや家族の視点で見ると、この制度設計+NHSの組み合わせは強烈だ。「夫が長距離に出ている間も健康保険料を気にせず病院に通える」「夫が体を壊しても入院・手術が無料」「夫の運行は法律で家に戻る義務がある」――この3点は、日本の長距離ドライバー家庭が抱える不安の半分以上を制度で吸収してくれる。Class 1の£45,000(約965万円)に届けば、家族帯同であれ単身赴任であれ、地方都市拠点+NHS+週末帰宅という前提条件次第で日本以上の生活水準が見えてくるケースもある。
これに対し、私の運行スタイルは「5日走って1日休む」が基本で、休む曜日はその週の配車次第。火曜に休むこともあれば、日曜に休むことも、金曜のときもある。「土日まるまる休めてる」という日本の長距離ドライバーは、私の周りでもむしろ少数派だ。イギリスとの違いは年収より、「週末」「週次休息」「定期的な帰宅機会」「公的医療無料」という制度的セーフティネットが日本の長距離現場には組み合わさっていないこと。これが、現場で30年やってきて感じる構造的な違いだ。
🚛 takaの感想
イギリスのいいところ
- HGVドライバー中央値£32,000台(約688万円)、Class 1なら£45,000(約965万円)で日本より明確に高い
- NHSでGP・病院・入院がほぼ無料、長期の健康投資がしやすい(イングランド処方箋£9.90のみ)
- 手取り率75〜78%でドイツ(64〜68%)より圧倒的に有利
- HGV免許コストが£2,000〜£3,500とドイツの半額以下
- Assimilated rules(旧EU561/2006)+ 4週間ごとの帰宅機会義務
- 英語圏で言語ハードルが他のEU諸国より低い
- タコグラフの厳密性が日本より高く、不公平な競争が起きにくい
イギリスのきついところ
- HGVドライバーはSkilled Worker visa対象外(2026年時点でSOC 8211はIneligible)。日本人が直接渡英就労する道は事実上閉じている
- ロンドンの家賃が東京の3倍、ロンドン拠点だと手取りが家賃で消える(ただしHGV勤務は郊外拠点が現実解)
- 個人控除£12,570が2031年4月まで凍結(実質的なステルス増税)
- 外国人はImmigration Health Surcharge £1,035/年が別途必要
- 軽油・外食が日本の2倍、自家用車を持つと燃料代が地味に効く
- Brexit後のEU域内国際輸送はカボタージュ・クロストレード等に追加許可が絡む
まとめ: 数字は魅力的、ただし「ビザの壁」が現実
ドイツと比べた時のイギリスの強さは、「年収はドイツより高い・手取り率もはっきり良い・免許コストは半額以下・NHSで医療費負担が軽い・英語圏で言語ハードル低い」の5点。Brexit後の混乱期は終わり、2026年時点では待遇が安定してきている。
ただしHGVドライバー職がSkilled Worker visaの対象外になった2026年時点では、日本人がトラック運転手として直接渡英就労する道は事実上閉じている。配偶者ビザ・ファミリービザ・パートナー帯同などのルートでイギリスに渡れる立場の人なら、現地でHGV免許を取って働く選択肢は残るが、それも「配偶者がSkilled Worker visa等で先に渡英している」前提だ。
むしろ、日本がイギリスから学べるのは「労働時間規制をデジタコ+DVSA路上検査で自動執行する仕組み・4週間ごとに帰宅機会を法律で担保する仕組み・国民医療無料化」のほうだ。額面の年収だけ追っかけても、運送会社が荷主に転嫁できなければ、現場のドライバーには回ってこない。イギリスもドイツも、年収より制度のスジで日本を上回っている。これが、現場の感覚として見える本質だ。
皆保険・労災・育休・公共交通など 日本側の制度的な強み は 親記事「世界10カ国比較」 で集約して解説しています。
💡 日本側の制度的な強み(皆保険・労災・育休・公共交通・道路インフラ)はシリーズ通読向けに 親記事「世界10カ国比較」 に集約しました。各国比較を通して見えた「日本の制度を組み合わせ運用すれば実は手取りで負けない」という結論を5項目にまとめています。
⚠️ 日本人がイギリスで働く現実度: 「直接ルート」はほぼ閉じている
結論: 2026年時点で、日本人がHGVドライバーとして直接渡英就労するのはほぼ不可能。理由は単純で、HGVドライバー職(SOC 8211)がSkilled Worker visaの対象職種リストから外れているためだ。
2021〜2022年のBrexit直後はドライバー不足が深刻で、政府が短期ビザを発行してEU圏から数千人規模で呼び戻したが、2024年以降は需給が落ち着き、国内ドライバー養成(National Driver CPCの新設・国内訓練補助金)に舵を切った。Skilled Worker visaリストからの除外も、この国内人材優先方針の一部だ。
いずれもHGVドライバー単独でビザを取るルートではなく、「別の理由でイギリスに居住権を得てから副業的にHGVに就く」構造だ。日本でHGV相当の経験を5〜10年積んで、英語力を上げて、配偶者ビザや家族帯同で渡英するのが、現実的な唯一の道と言って差し支えない。
イギリスの数字を見て「今の会社の給料が低い」と感じたなら、日本国内でステップアップする方が現実的だ。大型+牽引+ADRを揃えれば、日本でも年収600〜700万円台に届くドライバーは普通にいる。長距離・特殊車両・大手物流子会社あたりは、求人情報サイトで条件を絞って探せば見つかる。
❓ よくある質問(FAQ)
Q. イギリスのHGVドライバーの年収は本当に£50,000超えますか?
A. Class 1(C+E)の長距離・夜間トランク・危険物の上位ゾーンなら£45,000〜£55,000(約965〜1,180万円)は達成可能。ただしHGVドライバー全体の中央値はONS ASHE 2024で£32,000台(約688万円)で、新人は£21,300スタート。「£50,000」は上位3〜4割の経験者の数字だ。
Q. 日本人がHGVドライバーとしてイギリスで働けますか?
A. 2026年時点で、HGVドライバー職(SOC 8211)はSkilled Worker visaの対象外になっており、直接渡英就労はほぼ不可能。配偶者ビザ・家族ビザ・Youth Mobility Scheme(日本国籍者は18〜30歳)などで先に居住権を得てから、現地でHGV免許を取って働くのが現実的な唯一のルート。
Q. 日本の大型免許でイギリスでも運転できますか?
A. 観光ドライブ(普通車)は国際免許で可能だが、業務として大型(Cat C/C+E)を運転するには現地でイギリスの免許を取り直す必要がある。さらにDriver CPC(National or International)も別途必要。日本の経歴は実務面でプラスに評価されるが、免許書き換えで省略はできない。
Q. ドイツとイギリス、どっちがコスパいい?
A. 数字だけ見ればイギリスのほうが優位。年収はドイツ中央値€33,500(約620万円)に対しイギリスは中央値£32,000台(約688万円)、手取り率はドイツ64〜68%に対しイギリスは75〜78%、免許コストはドイツの半額以下。NHSの医療費負担が軽いのも大きい。ただしイギリスはHGVドライバー職がSkilled Worker visa対象外なので、ビザ取得のしやすさではドイツが上(ドイツはFachkräfteeinwanderungsgesetzでドライバー職もビザ対象)。
Q. イギリスの長距離はアメリカのOTRと同じくきつい?
A. 仕組みが違う。アメリカのOTRは1〜2週間家に帰れないのが標準だが、イギリスはAssimilated drivers’ hours rules(旧EU561/2006)で通常週次休息45時間が義務化され、車内週次休息禁止、少なくとも4週間ごとに自宅・拠点に戻れるよう会社が運行を組む義務がある。国土が小さい(ロンドン〜エディンバラで約650km)ので、国内のみのHGVドライバーは基本毎日帰宅できる。
📚 参考データ・出典
- 英国統計局(ONS) Annual Survey of Hours and Earnings 2024: ONS ASHE
- 運輸省(DfT) Road Freight Statistics 2024: gov.uk
- Driver CPC 2024年12月改正(National/International分離): gov.uk Driver CPC changes
- Skilled Worker visa eligible occupations(SOC 8211 Heavy and large goods vehicle drivers = Ineligible): gov.uk
- HMRC Rates and thresholds 2025-2026/2026-2027: gov.uk HMRC
- Assimilated drivers’ hours rules: gov.uk Drivers Hours
- 2026年4月 National Living Wage £12.71/h(21歳以上)
- NHS England 自己負担額(処方箋£9.90、IHS £1,035/年)
- 2017年欧州司法裁判所判決 C-102/16 Vaditrans(Brexit後も英国法で原則維持)
- 米国トラック協会(ATA)離職率調査(大手TL企業ベース、アメリカ編との比較用)
- UK-EU Trade and Cooperation Agreement(TCA、カボタージュ・クロストレード規定)
- 為替レート: 欧州中央銀行(ECB)2026-05-25基準値(1GBP=214.53円)

