結論:正直、私はほぼ使わない
ドライバー歴30年のtakaです。九州を拠点に長距離運行をしています。
関門トンネル(国道2号線)の料金改定がニュースになっていますが、正直なところ私はほぼ使いません。年に数回、高速道路が通行止めになったときに通るくらいです。
とはいえ、関門トンネルを日常的に使うドライバーもいますし、通行止め時の迂回ルートとしては知っておくべき道です。料金改定の内容と、九州拠点ドライバーのリアルな使い方を紹介します。
料金改定の概要
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| 車種 | 通行料金 |
|---|---|
| 🚗 軽自動車 | 110円 |
| 🚙 普通車 | 160円 |
| 🚛 大型車(I) | 210円 |
| 🚚 大型車(II)・特大車 | 420円 |

関門トンネル(正式名称:関門国道トンネル)は、山口県下関市と福岡県北九州市門司区を結ぶ海底トンネルです。全長は約3.5km。国道2号線の一部で、通行料金がかかります。
1958年に開通した歴史あるトンネルで、関門海峡を渡る2つのルートのうちのひとつです(もうひとつは関門橋・高速道路)。
車種別の通行料金は以下の通りです。
| 車種 | 通行料金 |
|---|---|
| 軽自動車 | 110円 |
| 普通車 | 160円 |
| 大型車(I) | 210円 |
| 大型車(II)・特大車 | 420円 |
※料金は改定後の金額です。最新の正確な料金はNEXCO西日本の公式サイトで確認してください。
金額だけ見れば高速道路と比べて格段に安いです。関門橋を含む高速道路料金と比べれば10分の1以下でしょう。ただ、九州拠点の長距離ドライバーにとっては「わざわざ使う理由がない」のが実情です。その理由を次で説明します。
九州拠点のドライバーにとっての関門トンネル
九州を拠点にしていると、本州への長距離運行は関門橋(高速道路)を使うのが基本です。
理由はシンプルで、長距離運行は高速道路を使って走るからです。九州の高速道路から関門橋を渡って中国自動車道や山陽自動車道に入り、そのまま大阪や東京方面に向かう。途中で一般道に降りて関門トンネルを通る理由がありません。高速道路を降りてまた乗り直す手間と時間を考えれば、そのまま関門橋を通過した方が効率的です。
以前は下道で走ることが多かったので、関門トンネルの回数券を持っていて使っていました。下道メインの運行だった頃は、関門トンネルは必須のルートでした。回数券を買って車内に常備していたのを覚えています。
でも今は高速道路メインなので、関門トンネルを通ることはほとんどありません。回数券も使い切って、それ以降は買っていません。
使うのは年に数回、高速道路が通行止めになったときくらいです。台風や大雨、事故で関門橋が止まると、迂回路として関門トンネルを使います。それ以外のタイミングで関門トンネルを通ることは、まずありません。
普段の運行では不便を感じることはないです。「関門トンネルがなくなったら困るか?」と聞かれたら、「高速が止まったときに困る」くらいの存在感です。
通行止め時の使い分け — 知っておくと得する料金の話
関門海峡を渡るルートは2つあります。
- 関門橋(高速道路 / 中国自動車道〜九州自動車道)
- 関門トンネル(国道2号線 / 一般道)
片方が通行止めになると、もう片方に迂回することになります。ここで知っておくと便利なのが、料金の扱いの違いです。これはベテランドライバーでも意外と知らない人がいます。
高速道路(関門橋)が通行止めの場合

高速道路が通行止めになり、関門トンネルに迂回する場合は関門トンネルの通行料金がかかります。通常通りの料金を支払う必要があります。大型車(II)なら420円です。
金額としては大したことはないのですが、「高速が止まったせいで迂回しているのに、なぜ別途料金を取られるのか」という気持ちにはなります。
関門トンネルが通行止めの場合
関門トンネルが通行止めになり、高速道路(関門橋)に迂回する場合は高速料金がかからない(無料措置)ことがあります。下関ICから門司IC(または門司港IC)の区間が無料開放されるケースです。
つまり、関門トンネルが止まったときの方がドライバーにとっては得ということになります。高速に迂回しても料金がかからないケースがあるからです。
ただし、この無料措置は必ず実施されるわけではなく、通行止めの原因や状況によって判断されます。事前にNEXCO西日本の道路情報を確認することをおすすめします。
この仕組みを知らないドライバーもいるので、覚えておいて損はありません。特に九州と本州を行き来する長距離ドライバーは、「関門トンネルが止まったら高速が無料になることがある」と頭に入れておくだけで、通行止め時の判断がスムーズになります。
下道メインのドライバーや地場配送には影響あり
ここまで「私はほぼ使わない」と書いてきましたが、すべてのドライバーに影響がないわけではありません。
下道メインで九州〜本州を行き来する運行や、北九州・下関エリアの地場配送をしているドライバーにとっては、関門トンネルは日常的に使う道です。この場合、料金改定は直接的なコスト増になります。
大型車(II)で1日1往復すれば840円。月に20日稼働すれば16,800円。年間で約20万円です。会社負担であっても、積み重なれば無視できない金額です。
また、ETC非対応(2026年3月時点)なので、通行のたびに現金を用意する必要があります。ETCが使える関門橋と比べて、この手間も地味にストレスです。
まとめ
関門トンネルの料金改定について、九州拠点の長距離ドライバーとしての正直な感想です。
- 普段は高速道路(関門橋)を使うので、関門トンネルはほぼ使わない
- 使うのは高速が通行止めになった年数回だけ
- 以前は下道メインだったので回数券を使っていた
- 関門トンネルが止まったときは高速が無料になることがある(要確認)
- 高速が止まったときに関門トンネルに迂回すると料金がかかる
- 下道メインのドライバーや地場配送には影響が大きい
料金改定の影響が大きいのは、日常的に関門トンネルを通る地場のドライバーや一般車でしょう。長距離ドライバーにとっては、通行止め時の迂回ルートとして頭に入れておく程度で十分です。
ただ、関門海峡を渡る手段が2つあること自体はありがたいことです。片方が止まっても、もう片方で渡れる。この安心感は、九州拠点のドライバーにとって大きいです。

