「韓国のトラック運転手は月収100万円超え、週52時間労働で日本より楽」――韓国ドラマやYouTuberの動画でこういう話を見て、「お隣の国は進んでるんだな」と思ってしまう。
📌 本記事の情報基準日と注意点
本記事は 2026年5月時点 の公的統計・調査データを基に作成しています。為替・年収・物価・法制度は調査時点や情報ソースによって変動するため、実際の数値とのズレが生じる可能性があります。渡米・転職・移住等の重要判断は、必ず最新の一次情報(厚労省・国交省・BLS・各国の公的統計など)でご確認ください。
でも、現役の長距離ドライバー目線で韓国の一次データを並べてみると、話は単純じゃない。韓国の大型トラック運転手の平均年収は約449万円、中型で約399万円。日本の大型平均約480万円よりむしろ低い。さらに韓国は「車両持ち込み(個人事業主型)」が業界の主流で、表面の年収から燃料・保険・車両ローン・通信費を全部自腹で引いた手取りは、日本の正社員ドライバーよりかなり低くなるケースが多い。
同じ「韓国のドライバー年収」でも、出典・調査機関・対象範囲によって約370万円から約582万円までブレがある。週52時間労働も「2018年から段階的施行された制度」であって、運送業界には例外規定があり、実態として週60時間超の長時間労働がまだ残っている。2022年には「安全運賃制度」をめぐる大規模ストライキが発生し、業界の構造的な歪みが世界中に報道された。
現役の長距離ドライバーの目線で、韓国の一次データを並べて、ネット上の「お隣は楽そう」という雰囲気との距離を埋めていく。なお、私は韓国に住んだことも韓国でトラックに乗ったこともないので、本記事の韓国側の情報は公式統計・現地報道・業界調査をもとに整理したもの。実体験ベースで書けるのは日本の現場の話に限る。
さらに先に結論を出しておくと、日本人がトラック運転手として韓国に渡って働くのは、現実的にはほぼ閉じている。韓国のE-7専門職ビザの対象職種にトラック運転手は通常含まれず、Working Holiday(H-1)で業務についた実例も極めて少ないと報じられている。「お隣の国だから移住しやすそう」というイメージで読み始める方は、英国編と同じく早めにこの記事の構造を理解してほしい。詳細は後述する。
💰 大型平均約449万円。日本より低い、しかも個人事業主型が主流
まず一番ややこしい「年収」から潰しておく。韓国のトラック運転手の年収は、出典によってこれだけブレる。
業態別の年収レンジ(報道・業界調査ベース)
日本の大型平均約480万円・牽引込み600〜700万円台と比べると、韓国は地場で-100万円、長距離でほぼ同等、上位の危険物・港湾でようやく日本のベテラン水準というのが実態だ。「お隣は給料が高そう」というイメージとは違って、額面ベースでは日本が上回るケースが多い。
「車両持ち込み(個人事業主型)」が業界の主流

韓国の貨物運送業の最大の特徴が、「車両持ち込み制度(지입제・チップチェ)」と呼ばれる車両持ち込み制度だ。日本の運送会社が車両を会社所有→正社員ドライバーに運転させるのに対し、韓国はドライバー個人が車両を所有(ローン購入)し、運送会社の名義で営業ナンバーを取って働く仕組みが業界全体に広がっている。
このため、ドライバーの「年収」には運送会社経由で受け取る運賃が表示されるが、そこから自腹で引く経費が多い:
- 軽油代(2026年5月時点で韓国 約212円/L・日本店頭160円台より高い。日本の業務用税抜価格110〜130円台と比べるとさらに差が開く)
- 車両ローン返済(大型新車は約1,587〜2,116万円)
- 強制保険・任意保険
- 車両持ち込み制度(지입제)への管理費・名義料(月約3.2〜5.3万円)
- 整備・タイヤ代
業界調査によると、これらを引いた手取り実質収入は表面年収の50〜70%程度。額面ベースの約449万円でも、手元に残るのは約222〜314万円相当というケースが少なくないと報じられている。これが2022年の「安全運賃制度(안전운임제)」をめぐる貨物連帯ストライキの背景にある。

🕐 週52時間労働制、ただし運送業は例外。実態は週60時間超
韓国は2018年7月から「週52時間労働制(주 52시간 근무제)」を段階的に施行し、2021年7月以降は5人以上の事業所すべてに適用された。基本労働時間40時間+残業上限12時間で、長時間労働を法律で抑える制度だ。
これを日本の改善基準告示(2022年改正・2024年4月施行)と並べると、構造は似ている。
「私の運行」と韓国の制度を比べると
私は九州〜関東を5日で1セット、休息日を挟んで次の5日に入るサイクルで走っている。改善基準告示の「休息9時間以上」はきっちり守っていて、日によっては10時間前後、余裕があるときは14時間取れる日もある。430休憩(4時間運転で30分休憩)も基本通り。
これを韓国の週52時間制に置き換えると、「正社員ドライバーで法律を守る前提なら、日本より厳しい労働時間制限になる」と読める。ただし運送業の特例規定と、業界の主流である個人事業主型(車両持ち込み制度)では週52時間制の網がかからないので、実態としては長時間労働が温存されていると韓国メディアでも繰り返し報じられている。「制度上は世界最先端、運用は日本と大差ない」のが韓国の労働時間規制の現実とされる。
📣 2022年「貨物連帯ストライキ」と安全運賃制度
韓国の運送業を語るとき避けて通れないのが、2022年11月から12月にかけて発生した「貨物連帯(화물연대)」の大規模ストライキだ。原因は「安全運賃制度(안전운임제)」の廃止をめぐる対立だった。
このストライキで世界中に報じられたのは、韓国の貨物ドライバーが「自営業者の中でも特に低収入」という事実だった。前述の個人事業主型構造のため、原油価格高騰・車両ローン金利上昇のしわ寄せが全部ドライバーに来ていた。日本でも同じ構造が一部の運送会社(委託ドライバー・軽貨物宅配等)で見られるが、韓国は大型トラックの主流が個人事業主型という点で深刻度が違うと指摘されている。
🪪 大型免許「1종 대형」取得費用は約5.3〜8.5万円。日本より安いが受験要件あり
韓国の大型トラック運転に必要な「1종 대형(1種大型)」免許は、日本の大型免許よりやや簡素で安く取れる。
1種大型+特殊+貨物運送従事者資格まで揃えても初期投資は最大約14.8万円。日本の大型一種+牽引(30〜60万円)・ドイツ(約204〜280万円(ドイツ))・英国(約64〜107万円(英国))と比べても圧倒的に安い水準で、参入コストだけ見れば韓国は先進国シリーズの中で最安。
ただし韓国で大型ドライバーとして働くなら、本当のコストは「車両購入費」だ。大型新車のローン購入が業界の主流で、約1,587〜2,116万円を10〜15年ローンで返していくのが一般的とされる。日本の正社員ドライバーが「会社の車に乗るだけ」なのとは桁違いの個人負担になる。
🏥 国民健康保険・国民年金で社会保障は手厚いが、個人事業主は加入義務が異なる
韓国の社会保障は、表面上は日本と似た構造だ。
所得税(累進・基礎人的控除年約15.9万円)・地方所得税(所得税の10%)も加わるが、約449万円の年収帯なら正社員ドライバーの実効手取り率は約83〜85%とされている(잡코리아・사람인等の韓国給与計算サービス推計値)。日本(大型平均手取り率約79%)とほぼ同水準で、ドイツ(64〜68%)よりは有利。
ただし、業界の主流である個人事業主型(車両持ち込み制度)のドライバーは国民健康保険・国民年金は「地域加入者」扱いになり、雇用主負担分も自腹になる。さらに「労働者」扱いされないため、雇用保険・産業災害補償保険の適用が限定的になりやすく、事故・怪我・廃業時のセーフティネットが薄い。これも貨物連帯ストライキの主要争点の1つだった。

🍔 ソウルの家賃は東京と同等。軽油約212円/L前後、ビッグマック約603円前後
給料の額面より、本当に効いてくるのは物価だ。韓国は近年、物価上昇が止まらず、ソウルは東京並み〜やや高い水準まで来ている。
家賃はソウル中心部で東京並み、外食は東京の約1.5倍、軽油は日本店頭価格(約160円)より高く、日本の業務用税抜価格(110〜130円台)との差はさらに大きい。地下鉄・バスの定期が東京の半額なのは韓国の強みだが、長距離ドライバー職には関係ない。むしろドライバーは個人事業主型で軽油代を自腹で払う立場なので、軽油約212円/L前後の直撃を受ける。日本の正社員ドライバーが「軽油は会社負担」なのとは構造が違う。
👨👩👧 家族視点: 制度は整いつつあるが、運用は日本と似た「不安定」
韓国の運送業を家族視点で見ると、アメリカ編のOTRやオーストラリア編の鉱山FIFOのような「家を1〜2週間以上空ける」働き方は主流ではない。韓国の本土は南北約500km(済州島除く)で、長距離でもソウル〜釜山間が約416km、日帰り〜1泊で完結する。
ただし、運送業界の主流が個人事業主型(車両持ち込み制度)であるため、休日・休暇は完全に自己責任。週休が取れるかは荷主・運送会社次第で、社会保障(雇用保険・産業災害補償保険)の適用が限定的で、正社員雇用と同じ保護を受けにくい構造的な不安定さがある(特殊形態勤労従事者向けの適用拡大も部分的に進んではいる)。2022年のストライキで世界に報じられたのも、この「形式的に自営業者だが、実態は労働者並みに拘束される」グレーゾーンの問題だった。
これに対し、私の運行スタイルは「5日走って1日休む」が基本で、休む曜日はその週の配車次第。火曜・日曜・金曜あたりで散らして休む形になることが多い。正社員雇用で社会保険・雇用保険が会社負担、車両も会社所有という日本の運送会社の枠組みは、韓国の個人事業主型と比べると安定度がはるかに高いのが現場の感覚だ。「韓国は隣の国だから日本と似てる」と思って渡韓を考えると、業界構造の違いで戸惑うことになる。
🚛 takaの感想
韓国のいいところ
- 週52時間制が法律で明文化(2018年導入・2021年全面適用)
- 国民健康保険・国民年金は労使折半で日本と類似の制度設計
- 国土が狭く、長距離でも1泊で完結する運行が組みやすい
- 大型免許コスト(最大約14.8万円)は日本(30〜60万円)・ドイツ・英国より大幅に安い
- 地下鉄・バスの公共交通が東京の半額(ただしドライバー職には関係ない)
- 2022年ストライキ以降、安全運賃制度延長の議論が継続中
韓国のきついところ
- 大型平均年収 約449万円は日本の大型平均480万円より低い
- 業界の主流が個人事業主型(車両持ち込み制度)で、経費自腹・社会保障の適用が正社員より薄い
- 大型新車のローン購入で約1,587〜2,116万円の個人債務
- 週52時間制は運送業に「特例業種」として例外規定、実態は週60〜70時間労働の報道あり
- 2022年のような大規模ストライキが構造的に起きる業界
- ソウル家賃が東京並み、外食は1.5倍で生活コストは決して安くない
まとめ: 「お隣だから日本と似てる」は誤解
地理的に近く、文化的にも似ている部分が多い韓国だが、トラック運送業の構造は日本と決定的に違う。最大の違いは「個人事業主型(車両持ち込み制度)が業界の主流」という点で、これが年収・労働時間・社会保障のすべてに影響している。日本のように「正社員雇用→会社が車両所有→会社が燃料・保険負担」という安定構造は、韓国の主流ではない。
「韓国の年収 約449万円」という数字だけ見て移住を考えると、車両ローン・燃料・管理費・社会保障の自腹負担を全部足した実質手取りで肩透かしを食らう。隣の国ほど安易に動けない、というのが韓国の運送業を一次データで見たときの現実とされる。
⚠️ 日本人が韓国で働く現実度
結論: 制度上は可能だが、現実的なハードルは高い。日本人が韓国でトラック運転手として働くには、最低でも以下が必要。
- 就労ビザ(E-7専門職ビザ等、運送業は対象外の年が多い)
- 韓国の1종 대형(1種大型)免許の現地取得(日本の大型免許からの書き換えは原則不可)
- 화물운송종사자격(貨物運送従事者資格)の取得
- 韓国語の業務レベル(配車・荷主・税関対応で必須)
- 個人事業主型なら車両購入資金約1,587〜2,116万円
韓国の就労ビザE-7専門職リストにトラック運転手は通常含まれないとされる(法務部の指定職種は年度更新)。Working Holiday制度(H-1)は日本国籍18〜30歳・最長1年の枠があるが、トラック業務での就労実例は確認できる範囲では極めて少ない。実質的には「家族ビザ・配偶者ビザで先に居住権を得てから現地でトラック業界に入る」のが現実的な唯一のルートとされる。
皆保険・労災・育休・公共交通など 日本側の制度的な強み は 親記事「世界10カ国比較」 で集約して解説しています。
💡 現場目線:制度を組み合わせれば日本も負けてない
ここまで「韓国の運送業は構造的に厳しい」と書いてきたが、これは制度を単体で比べた場合の話だ。実際の生活では、収入・保険・家族構成・移動手段を組み合わせて考えないと、見え方が変わる。現場で働いている私の手取り感覚から言うと、日本は「公的制度+民間保険+各種制度」を組み合わせれば、額面でも実質でも先進国・準先進国に負けてない。
1. 大型+牽引+長距離なら年収600〜700万円台が見えてくる
全日本トラック協会の「大型平均約480万円」は新人〜中堅、地場・中型も含む数字。長距離・大型・牽引・歩合厚めの会社で運行回数を積めるベテランなら、最近の水準だと年収600〜700万円台が見えてくる。「普通に届く」と言うほど簡単ではないが、「平均480万円が天井」という思い込みは捨てたほうがいい。韓国の大型平均 約449万円・実質手取り約222〜314万円と比べると、日本の正社員ドライバーは額面・手取りともに優位だ。
2. 医療は「3割負担+民間保険+高額療養費」のセットで運用
公的健康保険の3割負担だけで比較すると、韓国の国民健康保険(NHI)は労使折半で類似の水準。でも実際の運用は違う。私の場合は民間医療保険を3つ組み合わせている。県民共済(月5,000円・入院日額1万5,000円)+国民共済(月7,200円・入院日額1万5,000円)+楽天生命の医療保険(月3,200円・入院日額7,000円)に加入していて、毎月の保険料は合計約1万5,400円、万一入院した場合は1日あたり合計3万7,000円の給付金が受け取れる構成だ。共済系は掛け金が安く、楽天生命で足りない部分を補強するパターン。3つ全部入る必要はなく、独身ドライバーや若い世代なら県民共済1つ(月5,000円・入院日額1万5,000円)だけでも十分カバーできる。家族構成・年齢・年収レンジに合わせて組み合わせを調整するのが現実的だ。
さらに高額療養費制度では、所得区分ごとに月の自己負担上限がある。たとえば70歳未満・年収約370万〜770万円の区分なら、医療費100万円の治療でも自己負担は約8.7万円に抑えられる(厚労省例)。韓国の個人事業主型ドライバーは社会保障の網が薄く、医療費の自己負担リスクは日本より大きいと韓国メディアで繰り返し報じられている。
3. 育休も実は取れる時代
「トラック業界=育休なし」のイメージは古い。制度上はトラックドライバーでも育休は取れる。2025年4月からは出生後休業支援給付金も始まり、夫婦で条件を満たせば出生直後の一定期間は給付が上乗せされる。ただし、運送業では代替要員や配車の問題で取りやすさに会社差がある。詳しくは別途、トラックドライバーの育休事情だけで特集記事を書く予定なので、そちらに譲る。
4. 公共交通は車社会のドライバー職には関係ない
韓国の地下鉄・バス定期(月約6,346円)が東京の半額なのは事実だが、これは「都市部で公共交通を毎日使う層」にとってのメリット。長距離ドライバーは自家用車+トラック生活で、公共交通はたまにしか乗らない。記事内の「公共交通が安い」をうらやましがる前に、自分が実際に公共交通を月にどれだけ使うかを計算してほしい。月に2〜3回しか乗らないなら、日本の都度払いとの差はほぼゼロだ。
まとめ: 制度比較は「自分が重視するポイント」とセットで考える
韓国の運送業が魅力的に見えるのは、「都市部に住み、公共交通を日常的に使い、地下鉄定期の安さを重視する人」にとってだ。一方で「自分の生活様式に合わせて公的制度+民間保険+各種給付を組み合わせられる人」には、日本の制度設計のほうが手取り面・生活実感ともに有利になりやすい。「お隣だから条件いいかも」という結論に飛びつく前に、自分の手元の制度を全部数えて、自分が何を重視するかを整理してみてほしい。
ただし、日本にも弱点はある。長時間労働の常態化・休憩取得率の低さは確かに改善余地がある領域で、これは制度ではなく運用の問題。韓国の「週52時間制を法律で明文化」「労働時間規制を罰金で強制する仕組み」は、日本でも取り入れる価値があるのは間違いない(運送業の例外規定をどう塞ぐかは別問題)。
❓ よくある質問(FAQ)
Q. 韓国のトラック運転手の年収は本当に日本より高いですか?
A. 額面ベースでは日本の方が高い。大型平均が韓国 約449万円に対し、日本は約480万円。さらに韓国の主流は個人事業主型(車両持ち込み制度)で、車両ローン・燃料・管理費の自腹負担を引いた実質手取りは約222〜314万円というケースが業界調査で報じられている。日本の正社員ドライバーの手取り(約380万円)と比べても優位。
Q. 韓国の週52時間労働制は運送業にも適用されますか?
A. 制度上は適用されるが、運送業は「特例業種」として労使協定で週52時間超も可能。さらに業界主流の個人事業主型(車両持ち込み制度)のドライバーは「労働者」扱いされず、週52時間制の対象外。実態として週60〜70時間労働がまだ残っていると韓国労働研究院の調査でも報じられている。
Q. 2022年の貨物連帯ストライキって何だったんですか?
A. 2020年導入された「安全運賃制度(안전운임제)」=コンテナ・セメント輸送に最低運賃を法律で保証する制度の廃止をめぐる対立。労組(貨物連帯)は制度の常設化・対象品目拡大を要求、政府は「業務開始命令」で強制復職させた。背景には韓国の貨物ドライバーが「自営業者の中でも特に低収入」という構造的な問題があった。
Q. 日本の大型免許で韓国でも運転できますか?
A. 観光ドライブ(普通車)は国際免許で可能だが、業務として大型を運転するには現地で1종 대형(1種大型)免許を取り直す必要がある。さらに営業ナンバーで貨物を運ぶには화물운송종사자격(貨物運送従事者資格)も別途必要。日本の経歴は実務面でプラスに評価されるが、免許書き換えで省略はできないとされる。
Q. 韓国の長距離はアメリカOTRと同じくきつい?
A. 国土が狭い(本土南北約500km)ので、ソウル〜釜山間でも約416km・日帰り〜1泊で完結する。アメリカOTR(1〜2週間不在)・オーストラリア鉱山FIFO(2週on/1週off)のような「家を空ける」働き方は主流ではない。ただし、業界の主流が個人事業主型(車両持ち込み制度)のため、休日・休暇は完全に自己責任で、安定度は日本の正社員雇用より低いと報じられている。
📚 参考データ・出典
- ERI SalaryExpert / WorldSalaries 2025-2026年版 韓国大型・中型ドライバー賃金統計
- 韓国雇用労働部(고용노동부) 勤労基準法(週52時間制 2018年7月施行・2021年7月全面適用)
- 韓国国民健康保険公団(국민건강보험공단) 2025年保険料率
- 韓国国民年金公団(국민연금공단) 2025年保険料率(9%労使折半)
- 韓国国土交通部 2022-2023年「安全運賃制度(안전운임제)」関連報道
- 韓国KOROAD(도로교통공단) 2025年1종 대형(1種大型)免許取得要件
- NHK / 朝日新聞 / Reuters 2022年12月 韓国貨物連帯ストライキ報道
- 韓国労働研究院 2024年 運送業労働時間実態調査
- 為替レート: 三菱UFJ銀行TTM参照値(2026-05-26時点・1KRW=0.10576円)

